人狼議事

92 帝都の夏、長い夜


【人】 お針子 ジリヤ

―マグロ倉庫の怪―

[――それを発見したのは、二十代の倉庫作業員だった。
深夜からの積み込み作業の準備をするため、冷凍倉庫に入っていた。
そこで彼が目にしたものは、この世のものとは思えない光景だった。
全長一メートル超の冷凍マグロを抱き枕に、女がすやすやと寝息を立てていたのだ。
最近話題になっている、コンビニや飲食店の冷蔵庫に入るようなものだるおか。
いやしかし、ここは零下五十度を下回る、極低温の冷凍庫である。
そんなことをすれば、凍死云々以前に、皮膚が床とマグロに張り付いてべりりと剥けてしまう。

男は我が目を疑いながらも、スマートフォンを取り出した。
厚手の手袋越しの操作に四苦八苦しながらも、撮影した映像をWebに投稿した。

その反応は、ある意味では大きかった。
何しろ、ジリヤは眠るときは、裸を好むので]

(144) 2013/08/12(Mon) 21時頃

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