っつぅ…
[爆発による衝撃と壁に激突したダメージで脚はガクガクと震え、動く事は出来ずに、彼女の沈黙をただ見守る事になっていたが、それもほんの数秒で
人差し指で指された時咄嗟にガードしようにも、それが間に合う事は無く目の前で爆発が起きる]
アガ…アアアァアァアアァアアァアァアアア!?!?!?
[衣服に引火して、上半身が燃える。消そうともがいても消える炎では無く、膝が地面に付きそうになるが、寸前の所で立ち止まる]
膝は付かねぇ!地面に転がらねぇ!敵を前にして膝を付けば漢の恥よ!!!
[それでも火を消そうとする事には変わりなかったが。身体が燃えてから数秒。もう駄目だと諦めた時に、左目をずっと抑えていた眼帯が焼き切れて地面にハラリと落ちる
その奥は空洞。義眼を付ける事も無く、ただの空洞で奥には何も無い、真っ暗な闇があるだけだった
――瞬間、自分に纏っていたオーラが目に吸い込まれていく]
(144) 2014/12/11(Thu) 11時頃