[熱る身体を重なり合えば、よりヒューの存在を感じる事が出来。
トクトクと聞こえる鼓動の音は一体どちらの物か? 自分の鼓動が激しくなっているのを自覚しながらも。
己とは違う心臓のリズムが肌から伝われば、トクリと鼓動が跳ねた気がして>>100。
一緒に高みに目指そうと囁けば、細い腕が背中に回るのを肌で覚えながら、囁かれる言葉はささやかなものではあるが。
言葉に出来ぬ想いを滾らせ、締める腕の力を込めさせるには、十分過ぎるほどの威力を齎した。
一旦待って、と告げ名残惜しさを感じながらも幼馴染から身体を離し、ローションを探し始め。
目的のソレを見付け手にしながら戻りキスをすれば、返ってくるキスはまるで新婚のソレ>>101。
不思議そうに眺める幼馴染は、まるで無垢な子供の様に見えて可愛らしく思えてしまい。]
ローション、だよ。
これが無いと僕が入れないし、ヒューが痛い思いすると思うからね。
[一体何が入るとは言わないのだが、言わなくともヒューは分るだろうと思いながら。]
(143) いこま 2015/12/04(Fri) 20時半頃