[>>131―――女を殺せ。そんな声が聞こえたような気がした耳の鼓膜にまとわりつくような不快感を孕んだそれは、魔力に全く耐性のない男の身には毒だった。]…っ…。[男はそれに抗おうと味方に向けた銃口を一度天井に向け、首を振る。だから手負いの新兵がそれに煽られ、パティを狙おうとしているのに気付くのが遅れた。]
(142) 2014/07/11(Fri) 23時半頃