135 赤い月夜の吸血鬼


【人】 お針子 ジリヤ

ええ 私の国はもうじき雪に埋もれてしまうわ
この国は 豊かで綺麗ね。

…本物の物語、伝説に 惹かれて
メアリーは 吸血鬼をひと目見たいのね
怖くはないのかしら? 吸血鬼というのは

 {少女メアリーと共に客室へ向かう間の世間話。
 並んで歩く途中でメアリーの顔へ視線を向けると
 何度か視線がかち合ったのでその度に微笑んだ。

 花のようなメアリーの様子は雪解けの季節のようで
 少し楽しい気分になる。]

(142) 2014/10/07(Tue) 23時頃

← ↓ ■ □

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】