にゃー[ごろごろと喉を鳴らしながら大人しく撫でられる。] にゃー……[愛らしい表情を浮かべながら鳴く声は、段々と言いようのない不安を煽るものへと変わっていく。] にゃーにゃー、にゃあー[やがて美良の手からするりと抜けて再び廊下を歩く。15号室の前まで来ると白猫は鳴くのをぴたりとやめ、じいっとその扉を見つめ始めた。]
(141) 2013/02/19(Tue) 15時頃