ーK cafeー
[星開は同席している2人の女性とすれ違い気味の空気を感じながらもマイペースを崩さずケーキとコーヒーを程よいペース配分で嗜んでいた。]
『なんだろうか。今日はこういう空気感に普段のような窮屈さや煩わしさを感じない。フッ。』
[星開は未だに知らなかった新しい自分を見つけた、感じたことに新鮮な感覚を覚え、目を軽く閉じ口元を少し緩めた。]
[騒がしい店内に自分の中で静寂を営んだその刹那、我に返るには充分なやりとりが鼓膜へと突き刺さる。>>128 >>138]
『”I GAME”だと…⁈まさか…僕がここに来たのは能動的なものではなく受動…必然による誘導だったのか?最善の反応はなんだ?このGAMEは僕の電子媒体を捉えている時点で稚拙なイタズラなんかではないことはわかっている…。幸いこの2人には信憑性を持ち合わせている様子はない。情報収集目的の客観視点が対応手としては最善か。』
「へぇ。興味深いことを話していますね。幸いオカルトチックな話は僕、大好きなんですよ。」
(139) 2014/06/09(Mon) 21時頃