―神社への道すがら―
袈裟着込んで神社には行けねぇだろ。
羽織袴に入れる紋もねぇし。
洋装の方が、転びかけた華に手は延ばし易いしな。
[>>113 巨峰飴が気になっていて、ちょっと食ってみたいと出店が並ぶ境内を眺め回しつつ。普段、和装で出歩く事は無く、わかば荘で暮らし始めてからも殆ど洋装で過ごしている。盆の時期は着替えが面倒だから袈裟懸でうろうろしているわけだが。]
お嬢の喧しさも番犬の責任だろーが。
…突く鐘もねぇし、
あんなもんは真面目な坊主の仕事だな。
[>>122 遥の申告に思わず笑ったが、やはり責任はカイルに押し付けておく。拗ねた風な表情浮かべる遥の顔を見遣り、護衛のし甲斐があるお嬢さんだと更に笑った。
後方を確かめがてら、燐の足元と歩く様子に気を配る。足取りに不安が無ければ、よしよし、と頷き。
再び前方を見据え歩く。*]
(139) 2014/01/02(Thu) 22時頃