>>119 >>123
[掃除の仕上げをしている最中、店へ向かうローズマリーとその後ろを歩くクシャミが目の前へ。道すがら最初に声をかけてきたのはローズマリー。彼女の店には仕事でも、客としても行ったことがある。年の割に落ち着きがあって何かと気の利く彼女は客からの人気も高くて。その魅力に落ちた男は数知れず、と聞いている]
こんにちは、ローズマリーさん。今、僕が出来ることはこれくらいしかないんです。…お店、今日も開くんですか?あとで伺いますね。
[営業スマイルとは違う笑顔で手を振られ、こちらも笑顔で手を振り返す。彼女と共に通り過ぎるものだと思っていたクシャミ--噂と名前は聞いていて、遠くから見たことはあったが実際に近くで見るのは初めてだった--が不自然に歩み寄ってきたので彼女の声を聞き取るために耳を澄ませ]
いえ、ローズマリーさんにお話をした通り好きでやっているだけなので気になさらないでください。
[突然綺麗なお辞儀をしたクシャミに驚くも、彼女なりの精一杯の気持ちなんだと察し頭を撫でる。ネコミミに少し当たってしまったが問題はないらしい。ただの飾りのようだ。最後に聞こえた鳴き声は、彼女なりの挨拶か照れ隠しか]
(138) 2013/07/18(Thu) 21時半頃