人狼議事

128 終世に降る雨/ツイノセニフルアメ


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

─ 回想/真冬の王宮回廊 ─

[この国最後の王子が簒奪者として祭り上げられた。
その報せを聞いたのは、まだ真冬の頃だった。

事が事だけに、この情報を知るのは国王の近衛連隊の中でも一部の隊だけ──とりわけ、男の義父である宰相、シビル・リューゲシュッツァが指揮系統に関与出来る部隊で行われていた。
無論、男が義父であるシビルに任された隊もそれに組み込まれた。

あの真冬の日。
暖炉の前で西の国の金色の人狼である女の物語を、トレイルやヨーランダに読み聞かせた日と同じようにしんしんと雪が降り積もる日。
『もう限界だと思う。だから、今度は当家の人間として振舞ってくれぬか』
シビルは娘であるリンダ…男の妻の目を盗んで、こちらにまっすぐに頭を下げてきたのだ。

国家を私物と化し、民に悪政をしく王。それに仕える宰相の忠義をまっすぐに、婿養子である男へとぶつけてくる。

義父には恩義があった。自分の息子を密かに葬る王>>91の魔手。それを、トレイルに伸ばさない為に、何度も王に働きかけてくれた。

婿入りも、そのひとつの条件]

(138) 2014/07/09(Wed) 22時頃

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