[大空へと飛び立つ濡羽色の双翼。無理に縛り留めるを止めたのはその輝きを失いたくがない為に。けれど彼が去った居城に一人残る女の心に空いた穴は彼が思うよりもずっと大きなもの。沈む心を慰めてくれたのもまた彼が庭に植えた異国の草木。春先に淡い色の花弁が舞う中、濡羽色が戻る日を待つのもまた日課となる。決してそれを自ら口にすることはないけれど庭の世話する使い魔がうっかり漏らす事はあるかもしれない。この宴が終わる頃には清らかに咲き誇るだろう淡い薄紅。彼の戻る一縷の望みをその樹に託し支えとしていたゆえに今はその花に恋しさを覚えるほど] チアキが言うなら信じられる。[信じての言葉に確りと一つ頷いた。戯れに向けるでなく揺らがぬ想いとしてそれを綴る]
(137) helmut 2013/03/30(Sat) 02時頃
sol・la
ななころび
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