―201X年3月21日・正午過ぎ・白鵬高校購買部―
……きぐるみ的なアレみたいに?
[不意の禅問答のような答え>>87に螢一は首を傾いだ。
深く考えるのは少し怖かったし、どうせ蒼真の事だ、いつもの訳の分からない受け答えかもしれないと思考はそこで止めて。
うなぎパイはそもそも混ぜ込んであるんじゃね?なんて答えも喉の途中で止めた]
いやいや、お前の保護者になったつもりはないし。
ていうかさ、ジャムだけ食べるならジャム買えばいいんじゃないの?
[何ゆえジャムパンなのだろうと、そこは律儀に突っ込んでおく……が、続いた言葉にはまた首が軽く傾いだ]
お揃いって誰と?
でもって危ないもの仕込む奴ってあんまりいないと思うんだけど。
[息を吸うのも面倒臭いとでも言い出すんじゃないだろうか、蒼真は。
尋ねるようなその笑顔にはなんでもないと首を振る。
そして――何やら色々うっかりとどこかに置き忘れてる彼の思考>>89には、後ろ頭への張り手を飛ばしたのだった]
(136) 2015/03/29(Sun) 20時頃