[朝比奈との距離、現在31センチ。>>98
あと1センチで30センチジャストだった。惜しい。
30センチの距離は、遠い?近い?よくわからないや。
その距離を、結局詰めることも広げることもできなくて、私はそ知らぬ顔でお茶を飲む。
言外に込めた意味は、朝比奈にしっかり汲まれてしまってたらしい。
寂しいと死ぬ。そうだよ。
陸に家族じゃないと思われていたことが寂しくて、死のうとは思わなくても受け入れられずに逃げ出した私は。
思ったより、寂しがり屋なんだよ。
そんなことを考えていたから、油断した]
――――!?
生きるし!!
[そりゃ、私は小さい声になりましたよ。寂しがり屋だって認めるのは、結構恥ずかしかった。
だからって、朝比奈まで小さい声で言うことないじゃん!>>-284
深い意味はないだろうって思うのに、妙に意識しちゃうじゃん!
思わず待合室に響くような声で返事しそうになって、慌てて声を抑えた]
(135) takicchi 2016/09/26(Mon) 19時頃