95 天国に一番近い島


【人】 徒弟 グレッグ

[>>124 労いの言葉がこそばゆい。誤摩化すように笑うと冷えた水を受け取り礼を言う。]

わーお。
黒山羊さんたら読まずに裂いた。

[破かれた手紙が気になってゴミ箱へ視線を向ける。身に覚えのないDMや不幸の手紙の類い、だろうか。]

珍しいっすね。
…そーいやヴェスさんって、島の外で何してたんっすか?

[手紙もそうだが、目の前のこの男が感情を露にするのは殆ど見た事がない。歳が離れてることもあり、ヴェスパタインが帰省してからが主な付き合いになる。]

あー、いや。
ほら俺、島の外って殆ど出た事ないんで。

[殺気を思い出して口を噤むと手にした水をあおる。先程までの熱さが嘘のように、今はとても涼しい。]

(134) 2013/09/02(Mon) 21時頃

← ↓ ■ □

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】