― 城門前 ―[ホレーショーの丁寧な御挨拶>>125を受けた鼻先をしきりに両手でごしごししていた白鼠。城門を見上げる新しい客に気付くと、慌てて駆け寄ってお辞儀をした]『ようこそおいでくださいました。 招待状をお持ちでしたら、勿論、勿論、お入り頂けますとも!』[執事は髭をそよがせ、ジョージの顔を見上げる。先程の薄汚い格好をした少年>>123に比べれば、実に身形のよい立派な紳士に、鼠の眼には見えるようだ**]
(134) 2013/03/21(Thu) 08時半頃