…っ や、あ…やだ、―――
[痛みを恐れたことはなかった、
それは知らないものだからだ。
けれど、今。魔でも、敵でもなく、幼馴染の、大切な仲間から齎されているものは―――]
ひぁ ……!! ッ…!――!!
[後孔を貫かれる感覚に、上擦り甘く濡れた声があふれる。
慣らしもしないままの蕾を割開かれて感じるべきものの欠落は、すべて快楽で塗り替えられた。]
はぁ、…ぁ、っあ、、…ィ、
[背を丸めて荒く息を吐き、床に爪を立てながらもとろりと金の目が蕩ける。一度軽く達してしまったように、中にある明之進の欲を締め付ける。
耳朶を舐め上げられるのもぞわりとしびれるよう。それは、痛みがすり替わったものと同じであるようで、違う。]
っふ、ぁ…あ、――、うそ、…っ、こん、な…ぁ、…
[ぽたり、と破かれたスーツの裂け目から除くメルヤ自身も、雫を零して震えた*]
(133) 2018/03/02(Fri) 14時半頃