人狼議事

54 雨降る夜に君の心の音を聴く


【人】 洗濯婦 セレスト

[やがて足運ぶのは 奥の部屋

置かれているのはしろい大きな鏡台
鏡の四隅から錆のにじむ古めかしいものだが
抽斗には後から着けられた電子ロックが小さく光る

そっと手を伸ばして硝子板おかれた机を撫で
枯れ指でたどる 擦れた痕や欠けた角
ずっとずっと 長い時間使われてきたもの――

 それは ひとが未だひとに恋焦がれたとき
 逢うひとの事を想い 魅せたいと髪をととのえ
 化生で顔をつくり 表情(かお)をつくる
 時には話し相手にすらなり ただ じっと 見守る

 そんな時代をひそやかに知る しろい鏡台]

(133) mu_mu 2012/08/01(Wed) 14時半頃

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