[少しだけ強張った顔で再度念を押してくる坊主にも、やはり視線を戻す事はせずに。からかっているだとか、嘘だとか。今更そんな事は思わんし、それを理由に出来るとも思っていない。
話は終わりだと言ってるにも関わらず、最後に一言付け加えられた言葉には、敢えて返事は返さずに。
――またしたくなったら、だと。これが最初で最後だと、そう言えれば一番良かったんだろうが。
それでもどうして、これが最後じゃないような。そんな気がしているんだか……また触れたいと、心の底では思っていると言うのだろうか。]
揚げ足を取るんじゃあない。お前さんは本当に、余計な一言が好きだな……えぇ?
[坊主の顔を押し退け、投げられたどうして(>>130)には舌打ちと共に非難の言葉を。ギロリと坊主を睨み付け、指で額を押し込む。
余計な事は言わずに、そうして頷いてりゃいいんだと。笑顔と共に言われた言葉(>>140)に頷きつつも、そこに込められた別の色には気付かずに。]
(133) 2015/04/11(Sat) 23時頃