[後ろ手で鍵をかけた事で一瞬警戒したのだろう彼が振り返る>>127
問われる前に口づけをしそれを塞いだ。
止めろという風に、自分を押し返そうとするが、逃げる彼の舌を追い、歯列をなぞり、口内を舌先でまさぐる。一瞬の諦め、目を閉じた彼の唇を楽しんだ後、解放した。はっとして、こちらに怒りを向けようとした彼に謝罪の言葉と、今だけ、と縋る。]
駄目?今、欲しい……
[ここに君が居る、それを感じたい。それを伝えればベネットは、こちらを覗き込み、口づけをくれた。それは慈しむ様な口づけで。
衝動のまま奪いたいと思っていたその気持ちが霧散して行く。]
……、まったく、毒気が抜かれたよ…
ここで無体してやろうかと思っていたのに
[そう笑い、彼の頬に口づけ。]
さぼる気でいたけど、授業に出るよ
[そろそろ授業の開始のチャイムが鳴る頃*]
(132) suikei 2014/07/04(Fri) 21時半頃