【人】 保安技師 ナユタ

[じわりと体温があがってきているかのよう。
どうなるんだろう、と少しの恐怖はあるけれど、こちらを見下ろすフランクにこくりと頷いた。]

　なんか、してーし……毛、いーじゃん。

[気にしているのだろうか。
薄いよりは男らしいと思うのに。]

　か、かっこいーとおも……んっ。

[言いかけた言葉は触られて途切れる。
揶揄するように言われたのはその通りで、その一言のせいでまた少し勃ちあがった。
けれどまだ下着の上ということと、先ほど余計な力を抜けたおかげもあって、余裕は残っている。]

　……お、オレもさ、わる。

[手をフランクの腰へと伸ばす。
ぎりぎり届く距離にあったので、指先を押しあてる。
自らのものと同じように、少しは反応してくれていただろうか。**]

(132) moggyu 2013/06/10(Mon) 07時頃