ぶふぉっ。
[続く森の言葉>>92には、思わずむせてしまう。
すっかり取り乱した様子の露蝶>>106と、苦笑する鷹船を交互に見比べて。ははーんと嫌らしい笑みを浮かべた]
うん、確かに。
おまえは駒ではなかったみたいだな。
なるほど。そういうことか。
[いつぞやの戦いの最中に飛び出した「己を駒だと思うたことなど、一度たりとてない」>>2:22との言葉。確かに主の鷹船にとって、露蝶はただの駒ではなかったらしい。
それは鷹船の口振り>>105を見ていれば明らかで]
おまえも、良い主を持ったじゃないか。“露蝶”。
[鷹船の言葉から、彼女がそう呼ばれていたことは知れた。
敢えて黒千代とは呼ばなかった。
なんとなくだが。主である鷹船よりも、露蝶の秘密をひとつでも多く知っているということに。優越感を覚えていたかったのだ。
それは小さな独占欲]
(131) gurik0 2015/05/25(Mon) 02時半頃