…… 、 ?
[ 何やら口籠った様子のアーサー>>111に視線を向けるも、続く言葉に尋ねる機会を失ってしまった。頷いて、話の流れに乗る。]
もな り、ざ こーひーに、 くわしかっ た、の。
だ から、 ほかも いっぱい しってるのかなって、
うちゅう 、くら げ のこと 、も。
[ 当人が介助を得意とすること>>102はこれまた知らない話。
花瓶の前を通り過ぎれば、再び無機質な通路が続く。ガスに覆われた時みたいに見通しの立たない不安は、景色ひとつさえ、温度を変える。熱さにも冷たさにも鈍いこの身さえも、だ。
片方の肩だけが、辛うじて確かな温度を伝えてくれる。
それもこれも"man-ju"の知恵に足りないから駄目なんだと、ゆらりゆらり、時折ごつり。最短経路とは程遠い道のりで、談話室への道を前進して行った。]
(130) 2020/08/26(Wed) 22時頃