奥にほしい? ―――――…残念でした[擦り寄る上半身は柔らかく。甘えるように首の後ろに回った腕がどうなっているかなんて…考えもしない。彼女のおねだりを聞いて、優しくベールの上から髪を撫でる。しかし指先の小さな吸盤が吸い付いたのは、敏感な秘豆。押し付ければ空気が押し出されてぴたりとくわえ込んだ。] 今日は満月の寄るだなぁ。 このまま散歩でもいこうか? 月明かりの下ならもっと綺麗に見えるさ [くい、と指をひけば彼女のそれも同じように形を変える。満月の下、犬のリードのように指先をひいて彼女と散歩するのも素敵じゃないか、なんてね。]
(129) 2016/12/08(Thu) 00時半頃