人狼議事

214 春霞の向こう側


【人】 宝飾交易 黍炉

[恋人が男の仕事について来ると言ったのが、喧嘩の発端だ。

男の扱う「情報」は一筋縄でいくものではないことも多いし、客も表社会の人間ではないことが多い。
男の握る情報はとても「商品」にはできないものもあり、故に男は生かされていた。

男自身の身の安全はその情報の価値から保証を期待できるものの、連れに関しては意味がない。
ましてや今回の仕事は男にとって友好的な相手は一人もいない状況へ、単身出向かなければならなかったのだ。男を守る存在すらいないのに、その連れを守りきれるはずもない。

だから付いてくるなと伝えた。
彼は怒った。危険ならばなおのこと、一緒に行くと。
一人で家で待っているのは嫌だ。一緒に居ると約束した、と交わした約束の内容まで引き合いに出されても、男はその主張を跳ね除けた。

その結果、怒った彼が家を飛び出ていくことになったのだ。
一緒に居る意味がないと、そう言って去ってしまった。

今も、刻限通りに戻らない男をどこかで待っていたら――いや、待っていてくれなかったら、どうしよう。**]

(129) 2017/05/03(Wed) 01時半頃

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