198 冷たい校舎村4


【人】 複眼レフ パラチーノ

[ 零と、心配だから哲哉にも短く一通。
メールを送っては傘を広げコンビニを離れる。

雨は止む気配がない。
時折、接近している台風を思わせるような強い風が吹く。
傘を水滴が打って、激しい音を鳴らす。

若月の制服は、未だ一人も見当たらない。 ]**

(129) 2016/09/12(Mon) 20時頃

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