~現在、応接間~
[恍惚とした顔を押し隠す。震え出した彼女>>72の姿を見るなり、無表情の顔の眉だけ下げて、困惑の表情に。]
そんなに震えなくても。どこかお寒いのですか。…オーレリア、さん?
[形の良い唇から彼女の名を紡ぐ。なんとなく興奮を覚えた。そのまま肩に触れようとして、刺さった視線>>93に素早く振り向く。]
失礼。
[彼女から離れ、彼へと視線を向ける。きっと彼女には知り合いらしき女性>>79がいるから大丈夫だろう。]
…「お久しぶり」ですね?
[眉を吊り上げながら、彼にそう言葉を投げる。過去の質問>>89はやはり覚えていた。]
また絵にキスでもする気でしたらやめていただきます。……何故あの場であの質問をしていたか、気になっていました。
[無表情のまま、言葉を紡ぐ。彼は今も変わらず、狂った忠誠心からここにいる。
絵を守るために。]
(129) 2016/07/27(Wed) 20時頃