ー→食堂ー
悪ぃ、ちょっと遅れた
おぉー、もういい匂いしてんね〜
[足を踏み入れながら、明るめの声で言う。
覗いたキッチンはどれくらいの広さだろうか。あまり大勢が入っても邪魔なだけかと思いつつ、キョロキョロと室内を見回す。食器が出ていないなら用意するつもり。]
うん?どうかしたか、あい……!うっは!…や、やめろバカッ…!
わかった!わかったから!
[自分の名を呼ぶ梶原に気付き見下ろせば、俯く彼女が目に入り>>117。何かあったかと近寄れば、パッと顔をあげた愛梨が脇腹に手を伸ばす。
こしょこしょと擽られて、耐え切れずに声を漏らした。働くように言われれば何度かわかったと頷いて。]
っはー、……メルシー、ありがたく聞いてもらうわ
[小声で言われた言葉>>118に、彼女の専攻している言語で礼を返す。
自分の作業に戻ろうとする愛梨の頭に手を延ばし、避けられなければくしゃりと撫でて囁いた。
野菜を洗い始めたかと思えば相模と戯れる愛梨に笑って、食器でも用意しようかとキッチンから離れた。
食堂の方にいる誰かが暇そうなら、「手伝ってー」と声を掛けてみたりもしただろうか。**]
(129) 2014/04/07(Mon) 18時頃