[私が声を出せたことに、きっと驚いたのでしょう。>>97>>98触れる体が凝固していく、そんな風に感じました。最初から声など失っていなかったこと。この何年もずっと、人を騙し続けたこと。口にすれば少女の表情は、もっと蒼褪めてくれたでしょうか。] 可哀想なメアリー。 大人たちに疑われて、お父さんも殺されて。 友達も、お兄さんも奪われて。 生きてるのも辛いでしょう? だったら、私が殺してあげる。[目を瞑る、か弱い姿>>100>>104そっと触れたこの胸が、夢や希望に満ち溢れきらきらと輝く素敵な女性になることをきっと誰もが、望んでいたはずだったのに。ねえ?]
(127) 2015/05/20(Wed) 14時半頃