[グロリアの手は素肌晒す胸元へ。>>106服が何処へ行ったのかと驚く間もなく身が唇が重なった。弄る舌に絡められ、くぐもった息を鼻から漏らす。]……ふ。[血の味という言葉に、困ったなと小さく笑った。]貴女は全て、お見通しだ。[間近の囁き。どうせ逃げられはしないと身を硬くする。同じように噛み千切られて、痛みに叫ぶ――ハズだった。]
(124) 2012/12/14(Fri) 00時頃