「きっとここも、あの裏庭みたいに襲撃されちゃうんだ
結界が破られたから、はやく、みんな、逃げてって、言いに来たのに
そしたら王様はこんなだし……
王女さまは魔族に捕らえられたままだし。
勇者様が護ってくれる>>5:80って言ったけど、言ってくれたけど」
[ひくっと肩を震わせて、華奢な少年の吐露は続く]
「>>5:83くり返さないために、話し合うんじゃないの?
どうして戦争は終わらないの?
どうしてこうなったか考えて欲しいって勇者様いったけど、
むしろぼくらは勇者様に流されて、今この場にいるんじゃないの?
だって強いものに流されてる方が楽だから>>5:210
もうやだよ。だれにも死んでほしくない、裏庭、ほんと、ひどかったんだ
ぼくらは人間で、魔族に一方的な価値観押し付けられて、
それで従うことができないから>>5:153って、
人間としての尊厳と誇りをかけて、闘っているんだろうけれど、
それって楽な方に流されてるんじゃないのかなって、思うんだ、ぼく、
だって、ほんとうに苦しい路は」
(124) 2013/11/27(Wed) 22時半頃