[大きな鸚鵡の人形だった。 一目見てわかった。随分と前、自分が納めた鸚鵡だ。 けれど、それはあの時の鸚鵡であって、あの時の鸚鵡じゃなかった。 まだ技術的にも少し拙かった頃の鸚鵡は、見た目は鮮やかでもどこかぎこちなかったはずなのに、目の前にいる鸚鵡は、活き活きとまるで生きているように羽ばたいている。 団員が手直ししたというのもあるだろうし、動かす技術も伴ってのことだろう。 とにかく僕はその瞬間に、ほとんど使われなくなっていた鸚鵡が息を吹き返すのを見た。 同時に、鸚鵡の使い手がその時のどんな団員より、輝いて見えたのを、覚えている。]
(124) 2019/07/28(Sun) 19時半頃
sol・la
ななころび
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