[それはベネットに笑みなんて向けて見た時のこと。
こちらとドナルドを交互に見やり、そうして悩ましげに眉を寄せる表情>>108に、ぷはっと口許を綻ばせてしまう]
すまん、ベネット。
ちぃとばかし、厄介なお客[と言いながら、視線は一度ドナルドへと向かう]の大人の威厳とやらを、もっと台無しにしてやってみたかったんだよ。
……ま、下らないジョーダンを言ったわけ。冗談。
俺のことなんざ間に受けねぇで、友達の言葉、信じてやれよ。
[ そう、いつも通りに。
出かけた言葉は、何故か喉に貼りついて声にはならず。
それは多分、少し前に聞いた族長の声が頭の片隅にあったせいだろう。
ベネットに視線をやりながら、気にしないでくれと告げる]
ああそうだ、ベネット。
今度店に邪魔するよ。今は知識よりも、物語に触れたい気分だ。
何かお勧めがあるなら、用意しといてくれ。
[最後に、日常通りの言葉を足して。]
(124) 2015/05/11(Mon) 22時頃