[かさりと草木が風で揺れるたび、体が揺れて。つい彼の腕を取った所で、全てをあきらめました] …………。すみま、せん。 あの、気持ち悪くなければ……腕を、[組んでいてもいいですか、と。そこまでは、羞恥のせいで言い出すことは出来ませんでした。それでも彼の腕はしっかり取ったままだったので、きっと意図は通じてくれたでしょう。そうであってください。僕が可愛らしい女の子なら歓迎される展開なのでしょうが。20も半ばの男となれば、迷惑以外の何ものでもありませんね。なんとも、申し訳ない話です]
(123) 2015/11/23(Mon) 21時半頃