……ゔァ、ァ………[>>105思考を支配するのは恐怖と屈辱。 振られる頭と、首枷の嵌まる冷たい音に、顔は強張り、絶望に染まった瞳から涙が落ちた。 ……だというのに、そことはまた切り離された部分で、肉体は快楽を求めていた。 爛れた後孔に、いつの間にやら潜り込んでいた、細い触手。それに前立腺を刺激されるたび、男性器はヒクリと脈打ち、透明な体液を垂らし続けていた。 触手の垂らす粘液の効果か、灼けつくような擦過の痛みは、徐々に、疼きに変わりつつあった。 だが、それを自覚しきるには、まだ至らない。 身体は悦楽を感じながらも、怯えのほうが、まだ強い。]
(120) 2016/12/10(Sat) 02時半頃