[ ふ、と顔を上げれば、次の駅が目的地。 丁度いい、と、単語帳をしまって、 代わりに携帯を取り出す。 差出人、副委員長の東彩郁。 ああ、彼ならもしかして、と思ってしまったのは、 正直否定できない。 内容を追って、しかし連絡が彼にも届いていないことに、 少々肩を落としつつも、返事を打って送信。 ]
(120) 2015/07/04(Sat) 19時頃