[聞き馴染みのある声が聞こえて、そちらへ視線を向ける。そこにいたのは、顔見知りの少女>>109と―]おぅ、トロちょこ。何だボーイフレンドかぁ?[見知らぬ少年>>104。オニーチャンに内緒なんて泣いちゃうよ?なんていつもみたいに茶化すような軽口を。同じ国の血を引く者として、寮は違えど何かと彼女を気にかけていた。口調は普段よりゆっくりはっきり、聞き取りやすいようにして。互いに日本語で会話が出来ても、それは彼女の為にはならない。そんなやはり青寮生らしくどこか生真面目な気質を持ち合わせた男は笑ってみせる。]
(120) 2015/02/01(Sun) 19時半頃