『だって ぼく は ずっと、 わくらば の
たりない ことば の さき を もとめてた。
すぷすぷい に たのんだんだ。
でも だめ だった。』
[ ミタシュの胸元で眠る一部のスプスプイを思う。あの掠れた青は少女のくれた水色のキャンディより鮮やかだったのかもしれない。
それを知る術はもうないけれど。
頭を振ることで思考を一旦振り払って、はじまり>>2:201の話をした。一方的に交わした誓い>>2:156の話をした。]
『それなら じぶん で しらなきゃ。
ぼく は しらなきゃ えらべない。
しらないから を りゆう に えらびたくない。
わからない は もういわない って きめたんだ。』
[ どちらが指す対象>>95>>105を知った。自然と進みを遮ったあの時>>2:135のことが思い出される。
あの時唯一確かなことだった。悪くなかったと口にしたことを、今でも確かに覚えている。
だから、理解を得たと頷いて示す。]
(119) 2020/09/02(Wed) 21時半頃