[ペットボトルを此方へ渡すよう言い、受け取れば自分のボトルの水を妹のボトルへと移した。
満タンまで水を張ればふたを閉めて妹へと返す。
そして、自分のボトルに口をつけて一口胃へ流し込むと、ふたを閉めてバッグへと押し込んで立ち上がる。]
さっきうろついた時、トイレのタンクに水が残ってるのを確認した。
…飲みたくねーけど、背に腹は変えられないからな。
まあ、泥水とかよりは飲めるだろ、多分。
…すぐ戻ると思うけど、薫の事、頼むぞ。
つっても、すぐそこだから何かあったら聞こえるとは思うけど。
戻ってきたらノックするから、俺が出たら鍵をかけろ。
電気も消えて鍵もかかってりゃ、こんなとこ誰も侵入しようとは思わないだろ多分。
[すぐ戻るから、ともう一度妹に言って部室を出る。
哲人が後を追って出て来たなら少し苦笑するが、同行を拒否したりは*しなかっただろう。*]
(119) 2010/04/24(Sat) 21時頃