[道中、大きな声で呼び止められぴたり、と足を止める。対面には大柄の男が銃を手に立っていて、多少表情を引き攣らせた。近接武器の鉄扇と飛び道具の銃は相性が悪すぎる。声の主>>100は「隠れていていい」と言っていたがその提案は「フェアじゃないから」と、聞き入れることはせずに。]
ーーあら、「殺し合い」に参加するくらいだから皆殺気立っているものだと思っていたけど、……紳士も居たんだねえ、とても意外だよ、
[鉄扇をくるり、くるりと回して閉じると目を細めて戦闘する意思が無いことを案に伝えようとしてみたが、どうだっただろうか。闇雲に戦うよりはーー賢く少ない労力で、それでいてなるべくローリスクに事を進めておきたい。]
ふふ、是非お話しましょうか、
情報を制するものが戦いを制する、と言いますし?
[へらり、と笑うと自らの名を名乗って簡単に自己紹介を。普段ならば続けて握手を求めたところだろうがーー下手に近付いて警戒心を煽るのは得策ではないだろうか。]
(119) 2014/12/07(Sun) 22時半頃