赤須君はどちらかといえば可愛い顔してるし…
…うん、年上の人に好かれるんじゃないかな?
もしも、魔法が使えるようになったら教えてね
君なら大魔術師になれる…かもしれない、ふふ
[ばっちりどもりながら返す赤須をみて、くっくと声を殺し笑う。
続いたのは、中途半端なフォローと茶化した言葉。
赤須は講義でも見かけるからか、比較的親しい学生だと思っている。
本当は、彼の話やノリがおもしろくてついつい声をかけてしまうだけなのだが。]
おかえり、黒崎君
僕が父親なら、四年生組はお兄さんかな
ふふ、そう言っても黒崎君だって面倒見は良い方だと思うけど
[シャワーからあがった黒崎が赤須の横へと座れば、そう返し。
赤須>>64と黒崎>>71の会話に、それは面白いとのっかってみる。
片っ端から(主に自分と浦部による)勧誘をするのはいいものの、「新歓行事」を経てなお残っているのは多くても1/3程度だったりする。
その分、残った部員たちは仲良くやっているのが殆どのようだ。
癖はいささか強い子が多いんだけどね。]
(119) 2015/07/03(Fri) 01時半頃