[鉛のような身体をどうにかこうにか前へ動かしていると、外で感じたものとは異なる濃い力の気配を感じて。目線を上げると細く小さな姿>>85。一瞬目を疑うも、確かに気配は眼前の彼のもので。掛けられた言葉の意味は理解出来ずとも、こちらへ伸びる力は求めていたもの、そのもの。] っ、 ぁ゙ア それ、を、[飛び掛かりたいが身体が余りにも重い。横からの声>>93に反応する余裕などない。それでも赤子が進むよりも遅い速度でも進んでいたが、とうとう重心が傾くと]――ッ、![盛大に顔面から倒れ込んだ。拍子に指ぐらいは届いたか、否か。**]
(117) 2015/08/01(Sat) 20時頃