[シななかったかぁ……][最早目も見えない。音がだけが聞こえ、ヒトガタの悲鳴が聞こえたが、倒れる音はない。][何かが切られた感覚。同時、身体の力が完全に抜けていく。重かったはずの身体は、抜け殻のように軽い。子供1人分の重さ程に。][またシぬのかぁ……私達。][次は……普通に、普通なモノに……生まれたいなぁ。][無音が訪れ。数旬待たず意識は闇の中に落ちる。頭と身体を包むように、真っ赤な血が彼等に寄り添っていた。]**
(114) 2015/09/21(Mon) 19時半頃