[楽しいピクニック>>94(お料理教室かもしれない>>104)を尻目に一人山中に踏み入る。うろうろと歩き回って獣道を見つけるまで29分、その辺りで適当な倒木に腰を落ち着けた][腹の虫を意識から外すのにはそこそこ慣れているから、鞄から取り出した2(1.卵形手榴弾 2.閃光発音筒 3.発煙筒 4.催涙弾)を片手で弄びながらただ待つ。ひたすら待つ][流石に少々喉が渇いてきたころ、下生えを揺らしたのは――1(1.鹿 2.猪 3.兎 4.烏 5.雀)][警戒されないようそっと倒木の陰へ移動すると、彼我の距離を確認してピンを抜く。これで合ってた筈だ、多分。いつだったか、なにかで読んだ。 ゆるやかな放物線を描くよう放り投げ、地に伏せる――]
(114) 2015/03/07(Sat) 01時半頃