[先を歩こうとして、後ろから聞こえる声に、目を丸くして振り返る。>>104]邪魔? ……あ……いや。[申し訳なさそうな笑みと、下げられる頭。かつて、怯えさせてしまった時と同じような反応に、やってしまったと頭を掻く。そんなつもりではなかったけれど、やはり距離の取り方が難しい。]……別にそういうことじゃないから。頭、下げなくていいって。[歩幅を合わせるだけで良かったのだろうか。俺にできることといえばそれぐらいで。気まずそうに黙っていると、>>108ハルからそう促されて。流石に、一緒に行きたいとまで言うつもりはなかったから、それに頷く。]おう。じゃあ先に行って、確かめてくる。もし門閉まってたら、戻ってくる。[ただ不器用に、引き受けた。]
(114) 2015/06/18(Thu) 00時半頃