162 冷たい校舎村3-1


【人】 匿名軍団 ゴロウ

[先を歩こうとして、後ろから聞こえる声に、目を丸くして振り返る。>>104]

邪魔? ……あ……いや。

[申し訳なさそうな笑みと、下げられる頭。
かつて、怯えさせてしまった時と同じような反応に、やってしまったと頭を掻く。
そんなつもりではなかったけれど、やはり距離の取り方が難しい。]

……別にそういうことじゃないから。
頭、下げなくていいって。

[歩幅を合わせるだけで良かったのだろうか。俺にできることといえばそれぐらいで。
気まずそうに黙っていると、>>108ハルからそう促されて。
流石に、一緒に行きたいとまで言うつもりはなかったから、それに頷く。]

おう。
じゃあ先に行って、確かめてくる。
もし門閉まってたら、戻ってくる。

[ただ不器用に、引き受けた。]

(114) 2015/06/18(Thu) 00時半頃

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