―Xday-3day・PM 2:00頃・現実世界・病院内―
[仕事中にもかかわらず、メールの着信が網膜に浮かび上がる。
まだ、動揺が残っていたみたい。
運んでいた配膳台をエレベーターに戻した後、急いでトイレに駆け込んだ。]
はぁ、危ないなぁ。
[呟いてメールの着信設定を切る。そしてメール(>>101)の確認。
送り主はクシャミさん、中身は…]
『僕、招待されてもうたわ。』
[一瞬の思考停止。そして、噂の一つで、招待された人が皆ハルシネーション・ブルーに辿り着けるわけではないとの話を思い出す。そうか、自分だけに届いたわけじゃないんだ。
そう思うと、頼りになるクシャミさんの口調も思い出して、何だか少し安心してきた。]
[彼にメールする。『俺も、招待された。それに、俺も、信じてる』そして、『今日の夜、逢えないかな?9時くらいに、シティの、前に話を聞いて貰った店で。』
(114) 2014/03/12(Wed) 01時頃