[広場に戻ってきたヤンファの言葉には、笑って頷いて。]そやな、殴りにいこ。追い出したろな。[差しのべられた手に、自分の手を重ねて。ぎゅうと握れば、その手はとても温かく感じた。雪女の手は、やはり冷たいのだろうか、どうだろう、と少し考えたりして。]先、行ってて?うちも後で行くから。[ヤンファに声をかけて、その背中を見送った。]
(113) 2011/07/29(Fri) 21時半頃