開いてますよ。いつでも開いてますからお好きにどうぞ。
[ミナカタに声をかけられれば涼しげに応える。
その言葉に今は以前より随分しゃべるようになった彼に、たたみかけられるように問いかけられれば呆れたようにため息一つ]
触りたかったら触れば良いですよ?思い出の形見?何ですかそれ。
[ばかばかしい、と茶色い鍵を彼の手の中にぽいっと投げる。
揶揄の意味がわからない、と言わんばかりに]
鍵かけてたってあの騒ぎですよ、意味も無いでしょう鍵かけておいても。
さぁ?僕はあそこの本をすべて見たわけじゃないですから知りません。
危険な者も安全な者も、在るかもしれませんしないかもしれません。
いずれにしても僕は全く興味ありませんね。
どうしても鍵をかけたければ気がついた学園側が新しい扉をつけて鍵かけ直すでしょう?
[しけ込むのは良いですけどうち鍵は忘れないで下さいね、と一応念を押して]
(112) arusha 2014/07/04(Fri) 16時半頃