[ 薄いが柔らかく温かい感触を楽しみ、 首筋を喉仏を愛でる。 不意に重ねた唇は小さく吸い付く音を立てた。 甘やかすように何度も口付けるも 割り切る舌は容赦がなくて、 彼の舌の表面を尖らせた先端で擦る。 啜る唾液の音だけを響かせながらも 時折彼の声が聞きたいが為に体を離し ] なんか……桜の味がする。[ ぽつりと呟いた言葉に特に他意はなかった ]*
(112) 2019/03/30(Sat) 20時頃