人狼議事

35 星降る海岸に纏わるエトセトラ


【人】 門下生 一平太

―白石源蔵邸 書斎―

[おみつから貰った包みの中を確認し、少しだけ取り出して、湿気ぬようにきちんと封をし直して戸棚に仕舞う。
盆の上に御茶と煎餅の入った器を乗せて、書斎の戸を数度叩く]

――――――……源蔵様、おみつ様がいらっしゃって、
昨日の御礼にと御煎餅を頂きました。

顔色は随分とよくなっていました。
相変わらず御無理されそうな所が心配ではあるのですが。

[団十郎が今朝、やって来ていたということは聞いた。其処での会話は、何処まで教えて貰っただろうか。
いずれにせよ、書斎にこもって思案に耽る様子の主人に、一服を提案するのだった]

御祭りでのからくりは、そろそろ完成の頃合いでしょうか。
特に村の童達は皆、楽しみにしてその噂で持ち切りのようです。

今から私も、待ち遠しいです。

[源蔵の心中を知ってか知らずか、些か暢気な発言をしつつこくりと頷いた]

(112) 2011/08/17(Wed) 04時頃

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