─K's cafe─
おや…いらっしゃい。…ん?
[ちりんちりん。
と、入り口をくぐる音に顔をあげれば、>>86一日ぶりの顔に一瞬固まって…程なくして、屈託のない笑顔を浮かべたか。]
メール返す手間も省けたなあ。
ホーさんもげんきそうでなによりだ。
…珈琲ね。はいよ。
[どこかおぼつかない感じで入れた珈琲は、なんとか零さずに入れることができた。なるべく至近距離で見れるよう顔を近づけていれたのには、気付かれてしまっただろうか。
そのおかげで、視力が落ちる前くらいの精度で珈琲をいれることができたのだから、褒めて欲しいくらいだ。]
…おまたせ。ホーさん、無事でよかったよ。
俺も…いつ死ぬかわかんないけどさ。
[あんたには生きていて欲しいから。と、笑顔で珈琲を渡して。
また来客が来るまでの間。彼の知りたいことに答えただろう。]
(110) 2014/12/11(Thu) 00時頃